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【開催報告】音楽とアートが繋いだ愛媛とモザンビークの絆 -2,200名の笑顔が輝いた23日間

2025.12.19

令和7年10月から11月にかけて、愛媛県内各地で「愛媛・モザンビーク万博国際交流事業(事後交流)」を実施しました 。
大阪・関西万博をきっかけに始まったこの交流事業ですが、期間中はモザンビークから3名のアーティストを招へいし、県内23か所の学校や公共施設で延べ2,200名を超える県民の皆さまと、心温まる交流を深めることができました。
■ 伝統の音色が響き合う ―― マチュメ氏との「音楽の旅」10月31日からの12日間は、伝統楽器「ティンビラ」の演奏家マチュメ・ザンゴ氏が来県 。
四国中央市のフェスティバルや県内の小・中・高校など14会場を駆け巡りました 。
  • 言葉を超えたセッション:愛媛大学附属高校では「三線」と「ティンビラ」の即興セッションが実現 。生徒からは「英語は苦手だけど、音楽があれば人と人はつながれると実感した」との感動の声が上がりました 。

 

  • 地域とのふれあい:松山市立荏原小学校では、同小学校OBのみなさん「傘寿の会」も参加し、多世代で音楽を楽しみました 。

■ 武器をアートに、平和を形に ―ケスター氏・ネリー氏との「創造の輪」11月13日からは、武器アートアーティストのケスター氏と画家のネリー氏を迎え、9会場でワークショップを実施しました 。
  • 「武器アート」が伝える平和:かつての内戦で使われた武器を分解して作られたケスター氏の作品に、子どもたちは興味津々 。実際に作品に触れ、平和の大切さを自分事として考える貴重な機会となりました 。

  • アルミホイルでアート体験:学校訪問では、身近なアルミホイルを使って「平和の形」を表現する共同制作に挑戦 。創造力豊かな作品が次々と生まれました。

■ 交流の成果と未来への期待参加した児童・生徒からは「モザンビークの食文化(シマ)や衣服(カプラナ)を知って親近感がわいた」「もっと世界について知りたい」といった前向きな感想が多数寄せられました 。音楽とアートという「世界共通の言語」を通じた今回の交流は、異文化理解だけでなく、互いを尊重し平和を願う心を育む大きな一歩となりました 。この芽生えた絆を大切に、愛媛県では今後も多文化共生社会の推進に取り組んでまいります 。
実施概要】
  • 事業名:愛媛・モザンビーク国際交流事業(万博期間後)
  • 実施期間:令和7年10月31日~11月23日
  • 訪問先:県内小・中・高校、生涯学習センター、イベント会場など計23か所
  • 参加人数:延べ約2,212名
  • 主催:愛媛県(受託団体:特定非営利活動法人 四国グローバルネットワーク)
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