

【開催報告】食と文化でつながる!愛媛・モザンビーク国際交流プログラム
2025.12.19
愛媛県では、大阪・関西万博を契機とした国際交流の促進と、多文化共生社会の実現を目指し、2025年11月に「愛媛・モザンビーク万博国際交流事業(万博期間後)」を開催いたしました。3日間にわたり、料理や音楽、対話を通じて、多くの方々がモザンビークの魅力に触れました。
■ 五感で楽しむ料理教室愛媛大学大学院のヴェロニカ氏を講師に迎え、伝統料理「サモサ」や「マタパ(キャッサバの葉の煮込み)」、主食の「シマ」などを調理しました。モザンビーク出身の学生たちと協力して進める中で自然な会話が生まれ、参加者からは「食を通じると自然に距離が縮まった」と好評を博しました。


■ 彩り豊かな交流会と多彩なゲスト交流会では、日替わりで素敵なゲストをお招きし、それぞれの視点からモザンビークを語っていただきました。
- ケネディ氏(万博パビリオン元スタッフ) 大阪・関西万博のモザンビーク・パビリオンで活躍されたケネディさん。万博の熱気や、パビリオンで伝えたかった母国の魅力を生き生きと語ってくださいました。

- パウロ大使(駐日モザンビーク特命全権大使) 、ニャルンゴ公使
- パウロ大使、ニャルンゴ公使にご来県いただきました。モザンビークの歴史や日本との絆についてお話しいただき、参加者にとって国のリーダーから直接学べる貴重な機会となりました。


- ケンボ氏(モザンビーク出身・日本在住)
- 日本で生活するケンボさんからは、等身大のモザンビークの暮らしを紹介。伝統楽器「ティンビラ」の演奏やダンス体験、民族衣装「カプラナ」の試着など、文化を肌で感じる体験をリードしていただきました。
■ 今後の展望アンケートでは、参加者の9割以上が「国際交流への関心が高まった」と回答されました。「モザンビークといえば〇〇さん」と、具体的な顔が浮かぶ交流ができたことで、遠いアフリカの国が身近な存在へと変わりました。 愛媛県では、今後もこうした体験型の交流を継続し、地域における国際理解と多文化共生のネットワークを広げてまいります。【事業概要】
- 事業名:愛媛・モザンビーク万博国際交流事業(万博期間後)
- 開催日:令和7年11月24日、29日、30日
- 実施主体:愛媛県(受託団体:特定非営利活動法人 四国グローバルネットワーク)
- 延べ参加人数:168名
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