えひめグローバルネットワーク

文字サイズ
小
中
大
日本語
  • 日本語
  • 英語
  • ポルトガル語
  1. ホーム
  2. NGO相談員からのお知らせ・新着情報
  3. 【お知らせ】【イベントレポート】かがわ国際フェス…

NGO相談員

【お知らせ】【イベントレポート】かがわ国際フェスタ2025~世界のトビラ、かがわから。ひらけ!ひろがれ!国際フェスタ~[香川県]

2025.12.23

「かがわ国際フェスタ2025」(主催:香川県、香川県国際交流協会、高松市、高松市国際交流協会、JICA四国)が、2025年10月13日(月・祝)アイパル香川(香川国際交流会館)にて開催されました。
今年は「世界のトビラ、かがわから。ひらけ!ひろがれ!国際フェスタ」をテーマに掲げ、池田豊人香川県知事のご挨拶、多田野宏一香川県国際交流協会理事長をはじめとしてCIR(国際交流員)や日独ロータリークラブ交換留学生、OTT(海外技術研修員)による韓国語、英語、中国語、ドイツ語、ポルトガル語の5か国語の開会宣言で幕を開けました。JICA四国センター田村えり子所長もオープニングセレモニーに登壇しました。

【<ものづくりゾーン> アフリカ布貼り絵ワークショップ】
中1階ライブラリーにて、アフリカ布を使用した貼り絵ワークショップを開催しました。参加者の皆さまには、動物や植物など8種類の下絵から1枚を選び、色彩豊かなアフリカ布をのりで貼り付けて作品を仕上げていただきました。
ワークショップの冒頭では、アフリカで活動した経験を持つJICA職員が、アフリカ布の由来や特徴について紹介しました。アフリカ布は地域によって呼び方が異なり、布ごとに意味が込められています。今回は多種多様な色・柄の布を用意し、参加者の皆さまに自由に組み合わせていただきました。
小さなお子さまから大人まで、ご家族そろって楽しめる時間となり、会場は笑顔であふれていました。

できあがった作品と記念撮影。カラフルな動物たちができあがりました!

【<展示・物販・交流ゾーン> JICA四国合同ブース】
「JICA四国」・「香川県青年海外協力協会」・「香川県青年海外協力隊を育てる会」の合同ブースでは、民族衣装の試着体験、JICA海外協力隊ビデオ上映、国際キャリア相談が行われました。
民族衣装の試着体験では、お子様から大人まで幅広く楽しんでいただけました。インドやフィリピン、韓国からアフリカの衣装までご用意し、特に韓国のチマチョゴリやアフガニスタンのブルカが人気でした。
国際キャリア相談では、JICAの人事担当者が直接相談に応じ、質問や意見交換の絶えない時間となりました。JICAでは、国際協力分野で専門知識・技術・経験を持つ相談員によるキャリア形成に関する無料オンライン相談窓口を設けています。国際協力に関心のある方やキャリアを考えている方は、ぜひご利用ください。
▼オンライン相談窓口はこちら
キャリア相談概要 – JICA PARTNER:https://partner.jica.go.jp/Individual/CareerConsult/Outline
※閲覧するにはユーザー登録が必要です。

【<ステージゾーン> 民族衣装ファッションショー】
午後のステージイベントでは、世界の文化を感じられる「民族衣装ファッションショー」を開催しました。民族衣装を着飾りランウェイを歩いたのは、市民モデルの皆さんです。昨年に続いて参加してくださった方や、香川県外から駆けつけてくださった方もいらっしゃり、会場は熱気にあふれていました。
ランウェイには、東南アジア、アフリカ、中南米など、世界各地の民族衣装が登場。スポットライトを浴びながら歩くモデルの皆さんの姿は圧巻でした。ステージ横のスクリーンには、それぞれの衣装の説明や国の文化を紹介するスライドが映し出され、来場者の皆さんに異文化を体感していただく機会となりました。
参加者からは「とても楽しかった。もっと国のことを知りたくなった」「貴重な体験だった」といった声が寄せられ、民族衣装の背景にある文化や現地の暮らしに思いを馳せる時間となりました。

穴吹ビジネスカレッジ日本語学科からミャンマーとスリランカの留学生計4名にもモデルとしてランウェイを歩いていただきました。それぞれお手持ちの故郷の衣装を身に纏い、ステージに彩りを添えてくれました。
ステージイベント第二部では、着物や民族衣装の試着体験に加え、JICA海外協力隊の経験者によるトークショーを開催しました。中南米のベリーズやアフリカのルワンダ、東欧のセルビアで実際に活動した経験をもとに、現地の暮らしや活動の様子について語っていただき、国際協力のリアルな一面に触れる機会になりました。

今回のステージイベントは、昨年度に引き続き、穴吹ビューティカレッジ ブライダル学科の皆さんにご協力いただきました。今年の夏にはブライダル学科の皆さんに「国際協力」をテーマにした授業を通して、国際協力とは何かを学びながら、民族衣装にも実際に触れていただきました。
その後、学生の皆さんがランウェイで使用する民族衣装の国について調べ、当日使用するスライドを作成いただきました。さらに、当日はモデルのメイクやヘアセットもすべて学生の皆さんが担当しました。衣装に合わせた手の込んだメイクやヘアセットは圧巻で、会場を一層華やかに彩りました。
さらに、当日はインスタライブでステージ映像の配信も行われました。こちらは穴吹デザインカレッジ ネット動画クリエイター学科のみなさんのご協力で実現しました。
イベントの最後には、ブライダル学科の皆さんにもステージにご登壇いただき、参加者全員で「しあわせなら手をたたこう」を合唱しました。

イベント終了後、今回のステージを華やかに彩ってくださったモデルの皆さん、演出からヘアメイクまでご担当いただいた穴吹ビューティカレッジ ブライダル学科の皆さん、そして当日の映像配信をサポートいただいた穴吹デザインカレッジ ネット動画クリエイター学科の皆さんがそろって記念撮影を行いました。ファッションショーを支えたチーム全員の笑顔が輝く、素敵なひとときとなりました。
ステージイベント終了後、「かがわ国際フェスタ」の大締めとして閉会宣言を行いました。JICA四国センター田村えり子所長が登壇し、今回のフェスタを振り返りながら閉会の言葉を述べ、盛況のうちに幕を閉じました。

今年の「かがわ国際フェスタ」では、たくさんの方にご来場、そしてご協力いただき、さまざまな形でJICAの活動を「見て」「知って」「体験する」機会として多くの方に楽しんでいただけたと願っています。ありがとうございました。

※イベントの様子、作品等の写真は、下記詳細ページからご確認ください。

【詳細】
独立行政法人国際協力機構ホームページ>日本国内での取り組み>JICA四国>ニュース&メディア>トピックス>2025年度>【イベントレポート】かがわ国際フェスタ2025~世界のトビラ、かがわから。ひらけ!ひろがれ!国際フェスタ~
https://www.jica.go.jp/domestic/shikoku/information/topics/2025/1576262_67022.html


***************************************************************
四国グローバルネットワークは、令和7年度外務省NGO相談員事業を受託しています。
https://www.sgn.or.jp/ngo/ngo.html

TOPへ