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NGO相談員

【お知らせ】出前講座「徳島県立富岡東高校で元協力隊員が海外での活動を紹介しました!」[徳島]

2022.01.11

12月7日、富岡東高校で出前講座を実施したJICA海外協力隊経験者 清原 李里紗さん(派遣国:バヌアツ/職種:エイズ・感染症対策)から、感想を寄せていただきました。

『私の母校である徳島県立富岡東高等学校羽ノ浦校にて、国際看護学の授業の一部として、海外における看護活動についての講話をさせていただきました。看護師を目指す皆さんに、派遣されていた国の人々の生活の様子をはじめ、開発途上国における健康問題や医療状況、現地での活動内容を紹介しました。最近特に注目されている“多様性”を理解し、文化や宗教の違いを受け入れた看護を提供することの必要性についても触れました。特に看護、医療、福祉等を現場にするお仕事は様々な人に出会います。地方である徳島県においても、外国人に出会うことは珍しくありません。今回の講話を通し、外国人に限らず、患者さん一人一人の考え方を柔軟に受け入れ、看護する必要性について考えるきっかけとなれば幸いです。
卒業する前、私は当時の担任の先生に「青年海外協力隊に参加したらここに帰ってきて後輩の皆さんに、経験したことを紹介したい。」と話していました。当時の私は、自分の言ったことが現実になるとは思っていませんでした。現実的ではなくても、なりたい姿を声に出していると、「言霊」となって返ってくると思っています。後輩の皆さん、そしてこれから新たな道へ進もうと思っている学生の皆さん、自分のなりたい姿をぜひ声に出してみてください!』

清原さんは協力隊での経験を通して、途上国での感染症対策について詳しく講義してくれました。ワクチンを保存する環境が整っていないこと、使われた注射器が地面に直接放置されていることなど、日本では普通に行われていることができていない環境があり、そんな環境を改善するために現地の人々と協力し、改善していったことが分かりました。
現在、日本には文化、風習の異なる様々な国からの外国人が滞在、定住しています。その人々に日本の文化や考えを理解してもらうだけでなく、私たちも共生していく人達を理解し、できることをしていくことが大切だと思いました。

【詳細】
JICAホームページ>JICA四国>トピックス>2021年度>【出前講座】徳島県立富岡東高校で元協力隊員が海外での活動を紹介しました!
https://www.jica.go.jp/shikoku/topics/2021/0107.html


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えひめグローバルネットワークは、令和3年度外務省NGO相談員事業を受託しています。
http://www.egn.or.jp/ngo/ngo.html

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